【Android】SDKインストール後のPATH設定【Mac・.bash_profile】
【Android】SDKインストール後のPATH設定【Mac・.bash_profile】
今回は、Macを使ってAndroidアプリ開発環境に必要な、SDKインストール後のPATHの設定方法を備考録。
.bash_profileの新規作成方法から編集方法・編集内容まで。
<目次>
.bash_profileの有無確認
.bash_profileの作成
.bash_profileの編集
.bash_profileの反映
.bash_profileというのは、ターミナルの設定ファイルで、ユーザーごとに保有できるもの。
なくても問題ないので、今までにPATHの設定をしなかった場合は新規作成から実施しなければならない。
.bash_profileの有無確認
まずは.bash_profileがあるかどうか確認する。
.bash_profileはホームディレクトリにある。
以下、ターミナルでの作業。
ホームディレクトリへの移動
$ cd
存在確認
$ ls -la
ここで表示されている中に.bash_profileがなければ、新規作成の必要がある。
.bash_profileの作成
.bash_profileがなければ新規作成。
すでにある場合は.bash_profileの編集を参照。
.bash_profileの新規作成
$ touch .bash_profile
作成されたか確認
$ ls -la
これで.bash_profileが存在するはず。
.bash_profileの編集
.bash_profileの作成が完了(もしくは最初からある)したら、今度は編集する。
編集する
$ vi ~/.bash_profile
新規作成の方は、何も記載がない。
.bash_profileが開かれたら、「i」を入力する。
こうすることで、入力モードになり書き込みが可能。
(ターミナル下部に「-- INSERT --」と表示される)
以下の2行を書き込む
export ANDROID_HOME=/Users/{Username}/Library/Android/sdk
export PATH=${PATH}:$ANDROID_HOME/tools:$ANDROID_HOME/platform-tools
{Username}となっているところは、各自変更。
分からない場合は、
ホームディレクトリに移動
$ cd
作業ディレクトリを表示
$ pwd
/Users/{Username}
のように返ってくると思うので、この値を使う。
僕の場合は{Username} = duotaro なので
export ANDROID_HOME=/Users/duotaro/Library/Android/sdk
export PATH=${PATH}:$ANDROID_HOME/tools:$ANDROID_HOME/platform-tools
書き込んだら(コピーして、{Username}を編集したら)、「esc」キーを押下。
すると、入力モードが解除(-- INSERT --が消える)されるので、「:wq」と入力 → Return(Enter)。
すると、記入した内容で保存される。
.bash_profileの反映
.bash_profileの変更内容はターミナルを開き直すか、sourceコマンドを使用しないと反映されない。
ここでは、sourceコマンドを使用して反映させる。
更新
$ source ~./bash_profile
内容が反映されているか確認
$ echo $PATH
これで先ほどの内容が表示されたら完了。