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1章 ハイブリッドアプリとは?-【連載】ハイブリッドアプリの最新情報とその動向【Corodva】

【連載】ハイブリッドアプリの最新情報とその動向【Corodva】

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1章 ハイブリッドアプリとは?

ハイブリッドアプリの構造

「ハイブリッドアプリとは?」という説明のなかでよく使われる画像がこれ。

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これはハイブリッドアプリの構造を説明しているもので、アプリの画面にWebViewというネイティブのコンポーネントを使っており、このWebViewの中でHTMLの画面を表示している。つまり、

ネイティブとWebの性質を併せ持ったもの!

 ということ。

もう少しわかりやすい画像があったので拝借。

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画像元:http://www.mdn.co.jp/di/articles/2685/?page=4

 

このように、

一つの画面上にネイティブの部分とWebの部分が同時に表示される 

これがハイブリッドアプリ! 

 

ハイブリッドアプリが注目されている理由 

でも、ネイティブの部分とWebの部分が同時に表示される メリットってあるの?と考える人がいると思う。これに関してはメリット・デメリットがあるが、ハイブリッドアプリが注目される点はそこ(同時に表示される点)ではない。詳細は「3章 ハイブリッドアプリのメリット・デメリット」で説明するので、ここでは大まかな部分を。

<ハイブリッドアプリが注目されている理由>

・公式ストアでの配信が可能

クロスプラットフォーム開発が可能

 

■公式ストアでの配信が可能 

ネイティブアプリは公式ストアでの配信が可能。Webアプリは不可能。ハイブリッドアプリはこれが可能になっている!

公式ストアは集客性に優れているだけでなく、ユーザーからの信頼をとても得やすい。つまり

公式ストアでの配信がユーザー獲得のために必要

ということ。

そこで「 だったら最初から公式ストアで配信できるネイティブアプリで作ればいいのに」という声が聞こえてくる。

その通りだけど、ハイブリッドアプリにはそれ以外の利点もあり、それはネイティブアプリでは実現が難しいとされている。

 

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クロスプラットフォーム開発が可能

これがネイティブアプリでは難しい。ネイティブアプリ開発では、Android版の開発にJavaiOS版の開発にObjective-CSwift)といった開発言語を使用しなければならない。つまり

開発やメンテナンスに時間的・技術的なコストがかかる

単に開発言語だけでなく、開発環境や各OSの知識なども知っておかなければならない場合が多い。

そこをハイブリッドアプリは解決してくれる。

WebViewを用いることで、HTMLやJavaScriptCSSで記述したアプリが様々なOSで動作するようになっている。

一つのソースでiOS版、Android版のアプリを開発可能

(※全てを共通化できるわけではないので注意!)

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他にもハイブリッドアプリが注目されている理由はあるが、ハイブリッドアプリがどのようなものかを理解してもらうには十分だろう。

 

次回は、「【連載】ハイブリッドアプリの最新情報とその動向【Corodva】- 2章 ネイティブアプリ、Webアプリとの違いは?」というタイトルで書いていく。

 

it-innovation.hatenablog.com

 

以上