【最新情報】ハイブリッドアプリとは②
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【最新情報】ハイブリッドアプリとは
の後にもう一度ハイブリッドアプリについて調査しなおしたところ、前回の認識が若干ずれているのかな、と思ったので、追記という形で、ハイブリッドアプリについて書いていく。
・ハイブリッドアプリがなぜ必要か
・2種類のハイブリッドアプリ
・どのようにハイブリッドアプリ開発を行うのか
以上の3点をまとめていく。
<ハイブリッドアプリがなぜ必要か>
現状のアプリ開発の問題点として以下のものが挙げられる
・異なるプラットフォームごとの開発が必要で、開発費用や開発時間が増大
・プラットフォームごとの修正、アップデートが必要で、開発後のメンテナンスも大変
これを解決するためにはハイブリッドアプリができた。
ハイブリッドアプリは、クロスプラットフォーム性があり、開発コストも低く抑えることができ、メンテナンスも比較的楽になる!
<2種類のハイブリッドアプリ>
ハイブリッドアプリにも大きく分けると2種類ある。
①特定の言語を使用して記述する。その言語を各OSの標準言語に変換してネイティブアプリとして作成。
②Web開発技術(HTML,JavaScript,css)を使用して記述し、ネイティブアプリ内の簡易ブラウザで表示する、いわゆるHTML5ハイブリッドアプリ
それぞれ代表的なフレームワークがある。
①Xamarin(ザマリン) ・・・ C#を使った開発
②Cordova(コルドバ)・・・ HTML5,JavaScriptを使った開発
個人的な意見を言わせてもらうと、Web開発に携わっているメンバーがいるのなら後者での開発がいいと思う。学習コストを圧倒的に低く抑えることができるから。
このような理由で、僕はCordovaを使用することに決めた。
<どのようにハイブリッドアプリ開発を行うのか>
以上のように、Cordovaを使用してHTML5ハイブリッドアプリを開発していく方針だ。
ではCordovaを使ってハイブリッドアプリを開発するのはどのようにすればよいか。
詳しい環境構築などは後日にするとして、本日は大まかな部分を。
Cordovaを利用したハイブリッドアプリ開発について調べた。
・Cordovaをインストールして、その他の環境も自分で作成する
・Cordovaを採用しているフレームワークMonacaを利用する
この2つ以外にもあるが、僕の独断で今回はこの2つの手法でアプリ開発を進めていく。
双方ともCordovaを利用してネイティブ機能へのアクセスを実現しているため、その部分での差はあまりない。しかし開発環境や利用料金など、利用するにあたって気になる部分があると思う。次回以降は、上記2つの手法で開発を進めていき、それぞれのメリット、デメリットについて言及していきたい。
おわり。